今回は私たちが子ども活動を始めて最初に出会った、1期生についてお話ししたいと思います。
彼らが小学校4年生の時に私たちは子ども活動をスタートし、彼らと出会いました。
明るくてとても素直な子供達でしたが、それぞれ家庭に複雑な問題を抱えており、家に帰りたくない一心で深夜徘徊を繰り返しているような状況でした。
また、愛情不足から大人に対して不信感を持っており、どれだけ悪いことをしてもこの人は自分を見捨てずにいてくれるのか、と試すような行動や態度も多くありました。
そんな中でも根気強く彼らと向き合い、何度裏切られても諦めずに寄り添い続けることで信頼関係を築き、代表の砂川をはじめ、私たちスタッフが彼らにとって第二の家族のような存在として関係を深めてきました。
DV、両親の離婚、ネグレクト、その他にも、彼らを取り巻く環境はあまりにも厳しく辛いものでした。
彼らが心にたくさんの傷を抱え、自分は誰からも必要とされていないと思い込んでしまっていた時、「私たちは何があってもあなたの味方であり、あなたの存在そのものを愛している」と伝えました。
そして、傷を見続け過去に囚われる人生を生きるのか、もう一度前を向いて新しい自分の人生を生きていくのか、あなたにはそれを選ぶ権利があると伝えました。
そして彼らは、両親を許すこと、また、自分自身を愛することを選びました。
今年で、彼らと出会って8年が経ちます。
子どもカフェは卒業しましたが、お手伝いで今来ている子どもたちと遊んでくれたり、宿題をみたりなど、子どもたちにとって優しいお兄ちゃんの様な存在になってくれています。
もちろん、今すべてが順調というわけではなく、彼ら一人一人が葛藤を抱えていたり、失敗してしまう日もあります。
しかし、あの時と違うのは、どれだけ失敗しても悩みがあっても、私たちを信頼して頼ってくれることです。
また、人を愛することを諦めずに実践していることも大きな違いの一つです。
同じ問題や課題があったとしても、その人の受け止め方によって未来は大きく変わります。
自分の将来は自分次第でたくさん輝くことができます!
今私たちが関わっている子どもたちにもぜひ、諦めずに将来のビジョンを持ってもらいたいなと感じます✨
長くなりましたが、最後まで目を通していただき、本当にありがとうございました🙇♂️✨
これからもたくさんの子供たちと出会い、繋がっていくことができる様に、皆様のお力をお貸しください🙇♂️