2022年度活動報告
一般社団法人子どもフードバンクKFBの2022年度は皆様からの尊い寄付に支えられ無事に運営することができました。スタッフの産休などありましたが、ボランティア様の協力により活動を減らすことなくできたことに感謝します。
食事サポート活動は引き続き社会福祉法人沖縄市社会福祉協議会殿を中心に皆様から愛ある寄付、寄贈を頂き、予定通り各世帯に配布することができました。またサポートを必要とする世帯の子ども達に対し、昨年から始めたサンタさん企画に加え、新小学生にランドセルや入学準備を補助するランドセル企画を行うことができ、皆様のおかげでさらに手厚いサポートをすることが出来ました。
子供カフェでの活動は、スタッフ減少の中、開所日を増やすことが出来ず昨年と同じような活動になりました。社会福祉法人中央共同募金会より「清水育英会×中央共同募金会 経済的困窮や社会的孤立の状態にある子どもの学習と生活を一体的に応援する助成」により、社会科見学に県内各地の工場や施設を見学したり、学習用にパソコンを導入し子供達の将来のためにパソコン操作を学習する活動も始めました。近隣のコザバプテスト教会の方々が無償でカフェの内外装をリフォームしてくださり、きれいに使いやすく改装することができました。開所日やスタッフの増加を早期に改善すべき課題が子供達の中からも見えてきて、次年度活動を考えさせられました。
就労支援活動も2名の子どもカフェ卒業生がご支援により県外企業に就職し、仕事に励んでいます。
2022年は資金的にも苦しい時期があり活動の継続を考えさせられましたが、皆様からの御力添えで乗り切ることができ改めて私達の活動が皆様の御協力が必要だと実感しました。今後とも御支援、御協力を何卒宜しくお願い致します。
2023年度活動指針
一般社団法人子どもフードバンクKFBは今年も食事サポート活動、子供カフェ活動を継続します。
運営面としては昨年産休に入りましたスタッフの復帰、新規の常勤スタッフの採用を目指すなど開所日増加や子供達へのサポート強化に向けて、活動を強化していく予定です。スタッフの追加に伴う経費の増加に対しては県内各地に設置して頂いている募金箱の増加、クラウドファンディング、ふるさと納税への参画など皆様が寄付のしやすいような体制作り、宣伝活動に力を入れ広くご指示頂けるように活動していきます。
食事サポート活動は引き続き社会福祉法人沖縄市社会福祉協議会殿と寄付、寄贈して頂く皆様と連携しサポートを望まれる方に迅速に食材を提供できるように行います。
子供カフェでの活動は、週2日開所だったところを年内には週4日開所に増やすことを決めました。多くの子供達に対応できるように時間を分け活動していく予定です。
就労支援についても対象者が支援を求める時に、即座に対応できるように県内、県外の御協力くださる方々とのネットワークを崩さないようにしていきます。
今年も沖縄の子供達の状況を少しでも改善できるようスタッフ一同頑張ってまいりますので、皆様の御協力御支援を宜しくお願いします。
一般社団法人 子どもフードバンクKFB
代表理事 砂川和美
2022年度会計報告(2022年1月1日-12月31日)
収入 | 支出 | |||
寄付金収入 | 6,845,745 | 人件費 | 3,789,113 | |
助成金収入 | 660,000 | 子供カフェ運営費 | 947,966 | |
活動費 | 1,561,383 | |||
収入計 | 7,505,745 | |||
支出計 | 6,298,462 |