子どもたちの現状②

今日は私たちが出会ったある少年の話をシェアしたいと思います。

彼が初めて子どもカフェに来たのは小学生の時でした。

とても活発で周りを引っ張っていくことができるリーダー的な存在でした。

子どもカフェに来ている時は元気いっぱいな男の子でしたが、家庭内での精神的、身体的な虐待があり心にとても大きな傷を抱えていました。

頭を殴らた衝撃で脳震盪を起こし病院に運ばれたこともあり、その後児童相談所に3ヶ月保護されましたが自宅に戻ってからは家出を繰り返す日々。

緊急支援が必要となり、子どもカフェで保護したことも何度かありました。

そんな過酷な生活の中でも子どもカフェには通い続けてくれて、その中で信頼関係を築き、家族を許すこと、また自分自身を愛することを決断しました。

今現在、すべての状況が改善されたわけではありませんが、父親と和解し、前を向いて自分の人生を歩んでいく努力をしています。

彼との関係は卒業した今でも良い関係が続いています。私たちはこれからも、彼にとって第二の家族のような存在で居続けたいと願っています。

子どもカフェでは、多くの方にご支援いただくため定期の応援チケットをご用意しております。

皆様からの暖かいご支援、ご協力よろしくお願いします。