問題は子どもだけじゃない

皆さんこんにちは☀️

今回はタイトルにもある通り、私たちが子ども活動を始めて8年目を迎えた今、痛感している現状についてお話ししたいと思います。

子ども活動を始めた当初は、子どもたちのために時間も労力も惜しまず、たくさん愛を注ぎ子どもたちの信頼を得て状況が変わっていくことに期待を置いていました。

もちろん、その働きのおかげで子どもたちと信頼関係を築き、悩みを打ち明けてくれるようになったので働き自体は無駄ではありませんが、これで十分という訳でもありませんでした。

そのことを改めて痛感したのが、コロナ禍になってからでした。

その一例として、

言い争いの絶えない家庭で育った子どもが、その環境のゆえに親に対して憎しみを持っており、殺意まで抱いてしまうと相談を受けました。

彼は何か嫌なことがあると家庭と同じように友達にも暴言を吐いてしまい、人間関係にも悩んでいました。

私たちは彼と話し合い、彼は親を許すこと、自分を許すこと、受け入れることを選択しました。

そして、子ども活動の中では相手のいいところを探し褒めることを学び、また、相手の気持ちになって考える視点を学びました。

その生活の中で言葉が変わっていき、表情も明るくなってきたなと思っていた時、

新型コロナウイルスの影響で2〜3週間子ども活動をお休みすることになりました。

そして、休み明け久しぶりに彼と会うと、完全に以前の彼に戻ってしまっていました。

その時に、これは子どもたちだけにフォーカスを当てるのではなく、その子どもたちを取り巻く環境や家庭も含めて関わっていかなければ根本的な解決は得られないと気付かされました。

子供にとって両親や家庭環境はとても大きな影響力を持っています。

しかし、親にも色々な事情があり、助けを必要としている人たちはたくさんいます。

親がすべて悪い!と決めつけるのではなく、なぜこのような環境になってしまったのか、今なにに悩んでいるのか、周りに支えてくれる存在が居るのかなど、まずは話を聞くことが大事だと感じます。

批判するのではなく、この状況を変えるために一緒に解決策を考える。

私たちが諦めずに寄り添い、頼ってもいいんだと思ってもらえるような存在になれたら、両親の気持ちも軽くなり、自ずと子どもたちの環境も変わっていくのではないかと考えます。

私たちのこれからの目標は、子ども活動に参加している子どもたちだけではなく、その子どもたちのご家族も丸ごと愛し、関わり続けていくことです!

この活動に賛同してくださる方へ、ご支援ご協力をお願いしています🙇‍♂️

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応援してくださっている皆さん、本当に感謝します✨✨

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